サイバーセキュリティリスクとは|被害を防ぐ管理の4ステップと効果的な対策

「サイバーセキュリティリスクとは、具体的にどのようなものを指す?」
「最近はどのような攻撃が流行していて、どう対策すれば良いのか知りたい」

近年、ランサム攻撃やサプライチェーン攻撃など、サイバーセキュリティに関する被害が相次いでいます。業種や企業規模を問わず被害が発生しており、サイバーセキュリティリスクはすべての組織にとって無視できない経営課題です。

サイバーセキュリティリスクが顕在化すると、金銭的損失だけでなく、事業停止や社会的信用の失墜といった深刻な影響を受けるおそれがあります。そのため、被害を防ぐための対策だけでなく、発生を前提としたリスク管理の考え方が重要です。

本記事では、サイバーセキュリティリスクについて以下の内容を解説します。

  • サイバーセキュリティリスクの定義と基礎知識
  • 近年の脅威の傾向と管理の必要性
  • 企業が直面する具体的なリスクの種類
  • リスク管理の4ステップと役立つガイドライン
  • 具体的な3つの対策(技術的・組織的・人的)

本記事を読むことで、組織として取り組むべきリスク管理の全体像を体系的に理解できるはずです。セキュリティ対策の強化を検討している担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

サイバーセキュリティリスクとは?

サイバーセキュリティリスクとは、デジタル資産やネットワークに対する攻撃や不正利用、設定ミス等によって、情報漏えいやシステムの停止といった不利益を被る可能性のことです。デジタル資産には、顧客情報や取引データなどが含まれており、これらが攻撃対象となることで事業活動に深刻な影響が及ぶおそれがあります。

近年は、攻撃手法の高度化やIT環境の複雑化により、サイバーセキュリティリスクは大企業・中小企業関係なく身近な課題となっています。システム障害による業務停止や、重要情報の漏えいが発生すれば、金銭的損失だけでなく社会的信用の低下にもつながりかねません。こうした背景から、サイバーセキュリティリスクを正しく理解し、適切に管理することが重要視されています。

サイバーセキュリティリスクの傾向と管理の必要性

近年のサイバーセキュリティリスクの傾向を把握するうえで参考になるのが、情報処理推進機構(IPA)が公表している「情報セキュリティ10大脅威」です。長らく上位を占めているのは、身代金を要求するランサムウェア攻撃や、守りの薄い取引先を足がかりにするサプライチェーン攻撃です。

また、最新のランキングでは「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初登場で3位にランクインしています。生成AIなどの急速な普及に伴い、入力した機密情報の漏えいや生成AIを悪用した巧妙な攻撃といった新たな脅威が拡大しているのです。

順位 「組織」向け脅威 初選出年 10大脅威での取り扱い
(2016年以降)
1 ランサムウェアによる被害 2016年 11年連続11回目
2 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 2019年 8年連続8回目
3 AIの利用をめぐるサイバーリスク 2026年 初選出
4 システムの脆弱性を悪用した攻撃 2016年 6年連続9回目
5 機密情報を狙った標的型攻撃 2016年 11年連続11回目
6 地政学的リスクに起因するサイバー攻撃(情報戦を含む) 2025年 2年連続2回目
7 内部不正による情報漏えい等 2016年 11年連続11回目
8 リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃 2021年 6年連続6回目
9 DDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃) 2016年 2年連続7回目
10 ビジネスメール詐欺 2018年 9年連続9回目
情報セキュリティ10大脅威 2026|IPA(独立行政法人情報処理推進機構)を参考に作成

このように、サイバーセキュリティリスクは年々多様化・高度化しており、個別の対策だけでは対応しきれなくなっています。被害を完全に防ぐことが難しいからこそ、インシデント発生を前提とし、影響を最小化しながら事業を継続させる「リスク管理」の考え方が不可欠です。適切な管理体制を整えることは、企業の信頼性を支える重要な戦略の一つとなります。

企業が直面する主なサイバーセキュリティリスクの種類

企業が直面するサイバーセキュリティリスクは多岐にわたり、その手口も年々巧妙になっています。被害を未然に防ぐためには、自社がどのような脅威にさらされているのかを整理・理解することが重要です。

主なリスクの種類は、大きく以下の4つに分類されます。

  • 外部攻撃によるリスク
  • 脆弱性の放置や管理不備によるリスク
  • サプライチェーン・第三者経由のリスク
  • 内部要因によるリスク

外部攻撃によるリスク

外部攻撃によるリスクとは、社外の悪意ある第三者が企業や組織のシステムに侵入し、情報の窃取や業務妨害を行うことを指します。代表的な例は、身代金を目的にデータを暗号化するランサムウェアや、特定の企業を狙って巧妙に仕掛けられる標的型攻撃です。こうした攻撃によって重要なデータの窃取やシステムの破壊が行われると、莫大な金銭的被害が発生するだけでなく、長期的な業務停止に追い込まれるケースも少なくありません。

一度システムが停止してしまうと、復旧には多大な時間とコストが必要となり、その間の事業機会も失われてしまいます。たった一度の外部攻撃が、企業の経営基盤を揺るがす事態に発展する可能性も十分に考えられるでしょう。

脆弱性の放置や管理不備によるリスク

OSやソフトウェアに存在するセキュリティ上の欠陥を修正せずに放置すると、攻撃者に侵入口を与える大きなリスクとなります。パッチ適用などの管理が不十分な場合、すでに手法が確立されている既知の攻撃によって不正侵入され、システムを掌握される事態を招きかねません。

脆弱性が残ったままの状態だと、どれほど高度なセキュリティ対策をしていても効果が大きく損なわれてしまいます。自社で利用しているソフトウェアを把握し、常に最新の状態にアップデートし続けることは、サイバー攻撃を防ぐために不可欠です。

サプライチェーン・第三者経由のリスク

ターゲットとする企業のセキュリティが強固な場合、攻撃者はその企業を直接狙うことを避け、守りの手薄な関係会社や業務委託先を最初の足がかりにします。これは「サプライチェーン攻撃」と呼ばれるリスクであり、近年では多くの組織にとって深刻な脅威となりました。外部パートナーのシステムを通じて侵入を許してしまうと、そこから連鎖的に自社の重要情報や顧客データが盗み出されるおそれがあるため、決して他人事ではありません。

もはや自社単体での対策だけでは不十分であり、ビジネスに関わるすべての取引先や利用サービスを含めた管理が求められています。信頼している委託先であっても定期的にセキュリティ状況を確認するなど、全体のつながりを意識した対策が重要です。

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内部要因によるリスク

サイバーセキュリティにおける脅威は、決して外部からの攻撃だけに留まりません。クラウドサービスの設定ミスやデバイスの紛失、従業員による意図的な情報の持ち出しといった、組織内部に起因するリスクも存在します。重要情報の漏えいや業務停止が発生すれば、企業の信用や事業継続に大きな打撃を与えかねません。

内部要因による被害を未然に防ぐためには、アクセス権限の見直しや、従業員一人ひとりのセキュリティ意識を高めるリテラシー教育などを実施する必要があります。

サイバーセキュリティリスクが顕在化した際の影響

サイバーセキュリティリスクが実際に発生した場合、その影響は一時的なトラブルに留まらず、組織の経営を揺るがす事態へと発展するおそれがあります。具体的に想定される主な影響は以下の通りです。

  • 直接的な経済損失
    情報漏えいやシステム障害が発生した場合、損害賠償への対応やシステム復旧のための費用が発生します。インシデント対応には専門業者への依頼や追加投資が必要となり、想定以上のコスト負担につながることもあります。
  • 社会的信用の失墜
    サイバーインシデントが公表されると、企業の管理体制に対する不信感が広がります。顧客や取引先からの信頼が損なわれ、ブランドイメージが下がる可能性も否定できません。
  • 事業機会の喪失
    システム停止やサービス中断が起きると、通常の業務が行えなくなります。その結果、販売機会の損失や顧客対応の遅れが生じ、売上や競争力の低下を招くおそれがあります。
  • 法的・規制上のリスク
    個人情報保護法などの法規制に違反した場合、行政指導や制裁金が科されることがあります。対応を誤ると、訴訟リスクに発展するケースも考えられます。

サイバーセキュリティリスクの顕在化は金銭的被害にとどまらず、信用や事業継続そのものに大きな影響を及ぼします。そのため、事前の対策と継続的なリスク管理が不可欠です。

サイバーセキュリティリスク管理に関するガイドライン

サイバーセキュリティリスクを適切に管理するための指針として、多くの企業が公的なガイドラインを活用しています。専門家によって体系化されているため、自社の対策に不足がないかを確認してみましょう。

代表的なガイドラインやフレームワークには、以下のようなものがあります。

  • サイバーセキュリティ経営ガイドライン
    経済産業省とIPAが策定したもので、企業経営者がリーダーシップを持ってセキュリティ投資を行うための原則がまとめられている。
  • NIST CSF
    国際的に広く採用されている基準であり、リスクの「統治・特定・防御・検知・対応・復旧」という視点から対策を整理できる。

こうした基準に沿って体制を整えれば、組織全体のセキュリティレベルを効率的に底上げできます。また、取引先や社会からの信頼を獲得する上でも、客観的な指針に基づいた運用は大きな意義を持つでしょう。自社の状況に合わせて取り入れることで、計画的なサイバーセキュリティリスク管理を実現しやすくなります。

サイバーセキュリティリスク管理の4ステップ

サイバー攻撃から情報資産を守るためには、流れに沿ったリスク管理が効果的です。以下の4つのステップを繰り返し実施することで、組織の安全性を高められます。

  • リスクの特定
  • リスクの分析・評価
  • リスクへの対応
  • 継続的なモニタリングと改善

1. リスクの特定

サイバーセキュリティ対策を始めるにあたり、まずは自社が保有する情報資産を棚卸ししましょう。顧客情報や技術的な機密データ、さらにはそれらを扱うためのサーバーや端末といったデバイス類をすべてリストアップします。何を守るべきかが不明確なままでは、防御策を講じることはできないためです。

資産の把握が完了したら、それらがどのような脅威にさらされているのかを具体的に特定していきます。不正アクセスやウイルス感染といった外部要因はもちろん、内部不正や管理ミスといった組織的なリスクについても検討が必要です。あらかじめリスクの正体を明らかにしておけば、実効性のある対策がしやすくなります。

2. リスクの分析・評価

特定したリスクに対して一度に完璧な対策を講じることは、予算や人員といった経営リソースが限られている以上、現実的ではありません。そのため、リスクが発生する可能性と、実際に起きた際の影響の大きさで評価を行います。例えば、頻繁に起こるけれど損害が小さいものと、滅多に起きないものの重大な損害をもたらすものを比較し、対応すべき重要度を明らかにします。

分析結果をもとに、どのリスクから重点的に対策するかを決定しましょう。優先順位を明確にして限られた資源を効果的な場所に投入できれば、効率的に組織の安全性を高められます。

3. リスクへの対応

リスク評価の結果をもとに、それぞれの脅威に対してどのような手段で対処するかを決定します。対応の主な考え方は、「低減」「回避」「移転」「保有」の4つです。例えば、以下のような対策が考えられます。

  • 低減:セキュリティツールの導入などにより被害の発生率を下げる
  • 回避:リスクの大きなシステム自体の利用を廃止する
  • 移転:自社だけで抱えきれない損失を保険などでカバーする
  • 保有:発生時の影響が軽微であると判断して現状を維持する

すべてを完璧に防ごうとするのではなく、状況に応じて適切な対応策を組み合わせることが、効果的なリスク管理につながります。

4. 継続的なモニタリングと改善

サイバー攻撃の手口は巧妙化し続けているため、一度対策を講じたからといって安心してはいけません。対策を実施したら、期待通りの効果を発揮しているか、定期的に検証を行う必要があります。システムの稼働状況やログを監視すると、異常の早期発見につながります。

新たな脅威の出現やシステムの構成変更に合わせて管理計画を柔軟にアップデートし、強固なセキュリティを維持し続けましょう。継続的な見直しを行うことで、長期的に効果のあるサイバーセキュリティリスク管理を維持できます。

サイバーセキュリティリスクへの対策

サイバー攻撃の手口が巧妙化する現代において、大切な情報を守るためには多角的なアプローチが欠かせません。特定のセキュリティツールを導入するだけでなく、技術・組織・人の3つの側面からバランスよく備えることが求められます。

主な対策の区分は以下の通りです。

  1. 技術的対策
  2. 組織的対策
  3. 人的対策

技術的対策

技術的対策では、攻撃の入り口となる隙をなくすとともに、万が一侵入された際にも被害を拡大させないための仕組み作りが求められます。システムやソフトウェアの機能を活用し、サイバー攻撃を未然に防いだり、異常を早期に検知したりしましょう。

主な対策は以下の3つです。

  • 認証・アクセス制御を強化する
  • セキュリティツールを導入する
  • 脆弱性診断・ペネトレーションテストを実施する

認証・アクセス制御を強化する

認証・アクセス制御を強化することは、サイバーセキュリティリスクを低減するうえで基本となる対策です。IDとパスワードだけに依存した認証では、情報が漏えいした場合に第三者による不正ログインを許してしまうおそれがあります。そのため、多要素認証(MFA)を導入し、本人確認を複数の要素で行うことが有効です。

また、各従業員に対して業務に必要最小限の権限のみを与えるルールを徹底しましょう。過剰な権限があると、不正アクセスや内部不正が起こりやすくなります。適切な認証とアクセス制御を行ってなりすましや情報の不正利用を防ぎ、全体のセキュリティ水準を高めましょう。

セキュリティツールを導入する

サイバー攻撃の手口は多岐にわたるため、一つの対策だけで全てを防ぐことは困難です。そのため、役割の異なる複数のセキュリティツールを組み合わせる「多層防御」の考え方が重要となります。目的や環境に応じて、複数のツールを組み合わせて導入しましょう。

代表的なセキュリティツールとその役割は、以下のとおりです。


ツール名 概要
ファイアウォール 社内ネットワークと外部ネットワークの境界で通信を制御し、不正なアクセスを遮断する
IDS / IPS 不審な通信や攻撃の兆候を検知し、IDSは通知、IPSは自動的に通信を遮断する
WAF Webアプリケーションを狙った攻撃を防御し、SQLインジェクションなどの脆弱性攻撃に対応する
ウイルス対策ソフト マルウェアを検知・駆除し、端末への感染拡大を防止する
EDR 端末の挙動を常時監視し、侵入後の不正活動を検知・対応する

自社の資産やリスクの状況に合わせて適切な組み合わせを選定し、安全なIT環境を構築しましょう。

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脆弱性診断・ペネトレーションテストを実施する

脆弱性診断やペネトレーションテストを実施することは、システムに潜むセキュリティ上の弱点を把握するために欠かせない対策です。脆弱性診断では、Webアプリケーションなどを対象に、既知の脆弱性が存在しないかを体系的に確認します。定期的に診断を行うことで、設定ミスや更新漏れといった見落としやすい問題を早期に発見できます。

一方でペネトレーションテストは、実際の攻撃者の視点で侵入を試み、どんな被害が生じるかを検証する手法です。現在のセキュリティ体制の有効性を把握できる点が特徴です。

定期的に診断を実施すれば、自社では気づきにくいシステムの穴を客観的に把握できます。

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組織的対策

会社全体でセキュリティを守るためのルールや体制を整える取り組みが、組織的対策です。基盤を固めることで、万が一の事態にも組織として迅速かつ迷いのない対応が可能になります。

主な対策は次の2つです。

  • セキュリティポリシーを策定する
  • CSIRTを整備する

セキュリティポリシーを策定する

組織的対策では、情報を守るための方針や、具体的な行動規範を明確にしたセキュリティポリシーを策定しましょう。ルールが曖昧な状態だと従業員が不注意な行動をとる可能性があり、セキュリティ事故を招く要因になりかねません。そのため、パスワードの設定基準や情報の取り扱いに関する細かな指針を文書化し、組織全体へ周知徹底することが求められます。

策定したポリシーは一度決めて満足するのではなく、定期的な見直しも不可欠です。技術の進歩や新たな攻撃手法の登場に合わせてルールを最新の状態へ更新しましょう。

CSIRTを整備する

CSIRTとは、万が一サイバー攻撃などのセキュリティ事故が発生した際に、迅速に対応するための専門チームです。CSIRTを設置し、メンバーごとの役割分担や緊急時の連絡ルートを整備しておくことで、被害の拡大を最小限に抑えられます。もし組織的な体制が整っていなければ、いざというときに現場が混乱し、初動が遅れてしまうでしょう。

また、CSIRTは事後の対応だけでなく、平時から脅威情報の収集や社内への周知を行う重要な役割も持っています。不測の事態に備えて迷わず動ける仕組みを整えておくと、企業の安全性を維持できます。

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人的対策

人的対策では、情報資産を扱う人に焦点を当て、セキュリティ対策を行います。従業員一人ひとりが正しく情報を扱い、適切な判断ができるような仕組みを整えましょう。

主な対策は次の2つです。

  • 従業員のリテラシーを向上させる
  • 内部不正の防止をする

従業員のリテラシーを向上させる

どんなに高度なセキュリティシステムを導入していても、それを利用する人間の意識が低ければ、リスクを完全に取り除くことは困難です。そのため、全従業員を対象とした定期的な教育を行い、最新の攻撃手法や情報取り扱いのルールを繰り返し周知しましょう。

たとえば、実践的な「標的型メール訓練」を行えば、怪しいメールや不審な操作に気付く力が養われます。従業員一人ひとりの意識を高め、組織全体のセキュリティ水準の底上げにつなげましょう。

内部不正の防止をする

従業員による意図的な情報の持ち出しや不正操作は、外部攻撃と同様に深刻な被害を引き起こす可能性があります。そのため、技術面と運用面の両方から対策を講じましょう。

具体的には、操作ログを記録して不正行為を追跡できる体制を整えたり、業務用デバイスの持ち出しを制限したりするなどが有効です。あわせて、不正を動機付けないための職場環境づくりや、相談しやすい風土を整えることも重要になります。

まとめ|サイバーセキュリティリスク対策を徹底しよう

サイバーセキュリティリスクは、ランサム攻撃やサプライチェーン攻撃など、多様化・高度化が進んでいます。被害が発生した場合、金銭的損失だけでなく、事業停止や社会的信用の失墜といった深刻な影響を受けるおそれがあります。そのため、個別の対策にとどまらず、リスクを前提とした継続的な管理と対策の実施が欠かせません。

効果的なサイバーセキュリティリスク対策を行うためには、以下の取り組みが重要です。

  • サイバーセキュリティリスクを正しく把握する
  • リスクを分析・評価し、優先順位を付けて対応する
  • 技術的・組織的・人的対策を組み合わせて実施する
  • 継続的なモニタリングと改善を行う

なかでも、システムに潜む弱点を早期に把握するためには、脆弱性診断を定期的に実施することが有効です。人手による診断だけでは工数やコスト面で限界があるため、継続的な運用を行う場合には診断ツールの導入を検討するとよいでしょう。

インターネットに公開されており、外部からの攻撃の対象となりやすいWebアプリケーションの脆弱性を効率的に洗い出したい場合には、クラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツールAeyeScanの活用が役立ちます。AeyeScanは、AI活用により脆弱性診断の自動化・効率化が可能です。サイバーセキュリティリスクを効果的に低減し、事業を安定的に継続するためにも、まずはAeyeScanの資料をダウンロードし、具体的な対策を検討してみてください。

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エーアイスキャン編集部

エーアイスキャン編集部

クラウド型Webアプリケーション診断ツールAeyeScanなどを提供している、株式会社エーアイセキュリティラボのオウンドメディアを運営しています。セキュリティや脆弱性に関する情報について、わかりやすさと正確さをモットーに発信していきます!

FAQ

  • サイバーセキュリティリスクの種類にはどのようなものがありますか?

    企業が直面するサイバーセキュリティリスクは多岐にわたりますが、主なものは以下の4種類に分類できます。

    • 外部攻撃によるリスク
      悪意ある第三者がシステムに侵入し、身代金目的のランサムウェアや標的型攻撃などで情報の窃取や業務妨害を行うリスク。
    • 脆弱性の放置や管理不備によるリスク
      OSやソフトウェアの欠陥を修正せずに放置し、攻撃者に侵入口を与えてしまうことで、システムを掌握されてしまうリスク。
    • サプライチェーン・第三者経由のリスク
      守りの手薄な子会社や委託先を足がかりにされ、そこから連鎖的に自社の重要情報が盗み出されるリスク。
    • 内部要因によるリスク
      クラウドの設定ミスや端末の紛失、従業員による情報の持ち出しなど、組織の内部に原因があるリスク。

    自社がどのような脅威にさらされているのかを正しく整理し、適切な防衛体制を築くことが企業経営には不可欠です。
    詳しい内容は「企業が直面する主なサイバーセキュリティリスクの種類」をご覧ください。

  • サイバーセキュリティリスク管理はどのように行えばいいですか?

    サイバーセキュリティリスク管理は、以下の4つのステップに沿って進めることが効果的です。

    • リスクを特定する
      守るべき情報資産とそれを取り巻く脅威を具体的にリストアップし、リスクの正体を明らかにする。
    • リスクを分析・評価する
      リスクの発生頻度と影響の大きさから優先順位を判定し、どこに重点的な投資を行うか判断する。
    • リスクへの対応を決定する
      「低減・回避・移転・保有」の4つの考え方に基づき、状況に合わせた最適な対処法を選択する。
    • 継続的に監視し改善する
      対策の効果を定期的に検証し、攻撃手法の進化や環境の変化に合わせて常に計画を更新し続ける。

    これら4ステップを継続的に実施することで、被害を最小限に抑えつつ、安定した事業運営を支えるセキュリティ体制を構築できます。
    詳しい内容は「サイバーセキュリティリスク管理の4ステップ」をご覧ください。

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